202104.20
5年前、43歳ではじめて子供を授かった。
出産前に生まれてくる子供との生活を様々妄想した。
そこで一つ問題が、それは父兄参加の運動会だ。
ライバルは20代、30代のお父さんたち、「43歳はどう戦う?」
体を鍛える必要がある、それ以前に減量する必要があった。当時体重92キログラム。
ラン、水泳、ジム、選択肢はいろいろあるが、どれも自分次第、手抜き出来そうな気がする。
そこで考えたのが ”ボクシング” だ。
相手がいるから手抜き出来そうにないし、トレーニングもキツそうだ。
早速市内のジムに問い合わせ見学し、翌日から入門した。ジムは1ラウンド2分で動いている、とにかく2分間頑張ればいい。そしていざ始めると、ボクシングの奥深さとスポーツ性を知り、のめり込んでゆく。20代のトレーナー、プロやインターハイを目指す若者とたくさんスパーリングをした。鼻血が出るまで殴られたが、相手に対して不思議と悪い感情はなく、自分の足りない所に注目してまた練習をする。
以前、キックボクシングをしている知人に言われた。
「機会があればスパーリングしましょう。パンチをもらったり、あげたり。」
もらったり、あげたりしながら、相手を恨むことなく共に成長していく。
ジムの会長もとにかく褒める方針だ。ボクシングを通して人としても成長できると思う。
今のボクシングは、年齢、性別問わず、いつからでも出来る健康的なスポーツだ。
興味のある方は、ぜひ挑戦して欲しい。
ちなみに現在、20キロ減。