Hello, We’re nap inc.
We take pride in craftsmanship
and never skimp on time and effort.

Profile
河合 誠CEO / Designer
1972年生まれ。
幼少期、祖父の町工場のボール盤で金属に穴を開けていた。鉄と油の焼ける匂いに大人を感じた。気がつけば、自動車修理工に。その後、古着の卸販売会社に就職。90年代中頃、古着の買い付けに行ったアメリカで知り合ったレザークラフトマンとの出会いが今の仕事のきっかけとなる。2007年SSシーズンよりTHE SUPERIOR LABOR をスタート。自動車修理での経験がTSLのもの作りと姿勢に大きく影響している。
We take pride in craftsmanship and never skimp on time and effort.

Company milestones
- 1999
- ドッググッズ、プレミアムドッグフードなどを扱うペット用品店 napを創業する
- 2005
- 有限会社napに法人化する
- 2006
- 自社ブランドTHE SUPERIOR LABOR の試作をはじめる
- 2007
- THE SUPERIOR LABOR をspring and summerコレクションでデビューする
- 2008
- THE SUPERIOR LABOR 初の海外取引がはじまる
倉敷に縫製部門立ち上げる
- 2012
- 地元食材を使ったカフェ&thingsハチガハナを敷地内にオープンする
複数の小さな建物があるこの場所はnap villageと呼ばれるようになる
複合商業施設としてグッドデザイン賞受賞
- 2013
- 地元食材を使ったカフェ&things ハチガハナオープンする
複合商業施設としてグッドデザイン賞受賞
- 2018
- &thingsハチガハナからTSL Store&Labへ改装、THE SUPERIOR LABORの直営店となる
- 2020
- コロナウィルスが世界を席巻しTSL Store&Labを休業する
- 2022
- 倉敷美観地区に直営店T.S.L Kurashikiをオープンする
- 2023
- ゲストハウス居眠庵をnap village内に建てる
- 2024
- 倉敷に工房兼店舗T.S.L STORE&LABをオープンする
- 会社名
- 有限会社nap
- 住所
- 岡山県加賀郡吉備中央町上田東2395-5(本社)
- 代表者名
- 河合 誠
- 設立
- 2005年(1999年創業)
- 事業内容
- 自社ブランド製品の製造、卸売り、小売り・店舗デザインのプロデュース
- 従業員数
正社員 14名 パート・アルバイト 7名 役員 3名 ( nap village 15名 T.S.L Kurashiki + T.S.L STORE & LAB 9名 )
2025年2月現在
T.S.L Kurashiki
倉敷市『美観地区』にあるTHE SUPERIOR LABORの直営店。
「林源十郎商店」の離れを改装した店舗一階はTHE SUPERIOR LABOR を取り扱い、二階ではトラベラーズノートブックを軸とした”旅”がテーマの文具や雑貨を販売している。
- 710-0055
岡山県倉敷市阿知2丁目23-10 林源十郎商店テナントC棟
- Tel
- OPEN
10:00-18:00
- CLOSE
月・火 (月曜日が祝日の場合は火・水)
tsl.kurashiki@nap-dog.com
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T.S.L STORE & LAB
THE SUPERIOR LABORのルーツとクラフトを体感できる、工房兼店舗。
倉敷駅前の大通りを南へ進み、倉敷市立中央図書館角の信号を右折、50mほど先に、この看板とラビットスクーターが迎える。
ここは、半分工房半分お店、工房と店を仕切る扉はなく出来たてホヤホヤの製品が並ぶことも。町のパン屋さんと同じ。
- 710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目12-25
- Tel
- OPEN
10:00-18:00
- CLOSE
月・火 (月曜日が祝日の場合は火・水)
tsl.kurashiki@nap-dog.com
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The history of our place “nap village”
旧円城小学校加茂山分校からnap villageへ
市内からここへ移って来たのは、2012年2月。
雪の中の引っ越しだったことが思い出深い。
napvillageは、終戦直後の1947年5月にできた山の分校の跡。
今僕たちが作業している校舎は、1949年8月に新築されたもので、
これにつづき1952年3月、運動場が整備され、ようやく学校らしい姿になった。
小さな運動場の周りには桜の老木やモミジが残っていて、今も当時と変わらない四季を見せてくれる。
戦後の混乱の中、丸太を縄で結び、茅や枝葉屋根の掘っ立て小屋ではじまってから44年。
これまで170余名が巣立った山の分校は、1991年4月に開拓村での役目を終えた。
時は流れて2012年2月、僕らは岡山市の工房と倉敷市の縫製工場を引き払いここに移ってきた。
木造平屋の校舎は極力当時の姿を残した。敷地内に店舗、工場、住居を点在させ「小さな村」のようにした。
これが “napvillage”のはじまり。
携帯電話各社繋がらず、冬は長くて寒い、
そんなはじまりだったが、冬が寒いほど春の暖かさを強く感じ、
夏を愛おしみ目一杯楽しむ。
色々不便はあるが、四季にはそれぞれの仕事がある。
平たくならした町の生活よりメリハリがあって気に入っている。
そして、ここに来て正解だったと強く思っている。
携帯電波は現在も微弱。
1949年に建てられた旧円城小学校加茂山分校。
2012年には、作り、販売し、暮らす、複合商業施設としてグッドデザイン賞受賞。

Around
nap villageの周辺について。


本宮山
napvillage近くに、「山の神峠」という場所がある。以前ここにあった祠「山神宮やまじんぐう」と、「海神社かいじんじゃ」「竜王社」の三社が本宮山山頂に祭られている。山神宮は、化氣神社とも深い関わりがあり、地域の人々にとって特別な意味を持つ山である。
吉田牧場
牛の飼育から始まる吉田牧場のチーズ作りは、この土地ならではの味だと思う。そして季節によって味のかわるチーズは、日本の四季と土地の恵みを”食べているんだな”と強く感じる。
化氣神社
養老年中(717年ー723年)ころ創建された、napvillageのある地域の氏社。杉林に囲まれた社は山の神の存在を意識する、そんな空気を持つ。初詣はここへ行く。
Philosophy
道は続くよどこまでも
これまでに自動車修理工(主に塗装)、
アメリカへ行き古着の買いつけ、レザークラフト、ペット用品の販売を経験した。
今思えば、どれもが別々ではなくつづいている気がしている。
今は自分のブランドを持ち、山に暮らしている。もちろんこれもつづきなので、
これまでの経験をたっぷりつぎ込んで。
せっかく積んだ経験は、溶かして混ぜて、
お客さんに「ムムッ」と感じてもらえる製品を作りたい。
そしてこれからも、自分でもどこへ向かうかわからない
”つづき”を楽しみにしている。